航空宇宙工学科に「ヘリコプターパイロット養成コース」
(ヘリパイロットコース)が誕生!(2010年4月開設)
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大学プレスセンター,新聞各紙でも紹介されました.
プレスセンター記事
空への夢を実現するために!
誰でも子供のときは,大空を翔けることを夢見たことでしょう。
21世紀にはこの夢が大きく花開きます---種々のスカイスポーツ,環境調和型航空機,
次世代超音速旅客機,国際宇宙ステーション,有人惑星探査など。
航空宇宙工学科では将来このような分野に携わるために必要な基礎的事柄を勉強します。
勉強する事柄は種々の科学技術の基礎から先端までを含んでいて,さまざまな産業分野で役立ちます。
学科長より
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既に、2011年度が始まっていますが、私が学科長を仰せつかってからの一年間を振り返ってみたいと思います。
この一年、自分としてはあっという間の一年でしたが、いろいろなことがありました。
2010年度でまず挙げなければならないのが、日本で最初の大学におけるヘリコプターの操縦士養成コースの開設です。このヘリパイロットコースは、航空宇宙工学を学びながら、回転翼航空機の自家用操縦士、さらには事業用操縦士のライセンスを取得しようとするものです。ヘリコプターの有用性は、先日の東日本大震災においても発揮されました。ヘリコプターはこれからも救急医療や災害時の救援にますます広く使われることと思います。そういった現場で、工学の素養を持ったパイロットには安全運用や高度な任務遂行の点で高く期待されています。
第1期生はそれぞれ社会に役立ちたいという将来の夢を胸に飛行訓練を重ね、単独飛行ができるレベルまで上達し、自家用操縦士への道を着実に進んでいます。
学科の格納庫においても2010年度には、また新たな教材が加わりました。既に、超音速練習機T-2、初等練習機T-3の実機、JAXAから譲り受けたロケットや衛星のモデルに加えて、HUBロケット初号機のフェアリング(衛星を格納する胴体外殻で、高度120kmで切り離された部分)と無人ヘリコプターRPH-2(ペイロード100kgの本格的遠隔操縦ヘリコプター)を入手し、ロケット工学やヘリコプター工学の教材として展示されています。
学生主体の人工衛星打ち上げプロジェクト、Teikyo SAT は、2010年11月、第18回衛星コンテストのアイデア部門で日本機械学会賞を受賞しました。これは、小型衛星を使って宇宙空間のおける微生物(粘菌)観察を行うというもので、アイデアの独創性等が評価されたものです。現在、打ち上げに向けてさらなる研究を進めています。
2011年3月には一年おきに実施している海外の航空宇宙研究施設を訪問する「NASA体験ツアー」が行われ、ジョンソンスペースセンターやケネディスペースセンターを見学しました。この中で、星出宇宙飛行士にお会いすることができ、普段は見ることのできないスペース・シャトルの操作訓練設備に搭乗できる機会を得、参加者には貴重な体験となりました。その他、本物のロケット等を目の当たりにして、そのスケールの凄さを実感しました。
2011年度も、既に授業/研究が始まっています.東日本大震災の影響はまだまだ続き、復興にも時間が必要でしょう。ここ宇都宮キャンパスでも隣県の福島原発の一刻も早い安全確保を見守りながら、自分たちでできることを行っていきたいと思います。また、震災によりエネルギー問題や安全な環境問題等で工学の重要性はさらに増すと思います。如何にして自然の中で人類は暮らしていくかという世界共通テーマを考えながら、航空宇宙工学科の学生と一緒に勉強していきます。
写真2:「TeikyoSatの挑戦」講演
写真3:JAXA筑波宇宙センター見学
写真4:富士重工業轄q空宇宙カンパニー見学
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2009年7月、格納庫にJAXAからロケット・衛星モデル19式が入りました。格納庫のページ
過去2年間の卒業生の就職先の一部を掲載しました。
2006年12月、格納庫にT-3初等練習機が入りました。格納庫のページ
2006年9月10日(日)にキャンパス内の模型飛行場にて,模型機飛行会を開催しました。当日のようす
超音速高等練習機T-2がやって来ました。格納庫のページ
2006年1月に,「第1回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」に出場し,入賞しました。詳しくはこちら
SkyProject部(人力飛行機コンテスト参加チーム)が元気です。SkyProjectのサイトへ
長さ10m級飛行船造りプロジェクト進行中/飛行船学講座(講師:JAMSS木村順一氏)開講中 本学学生は1年生から無料で参加できます。詳しくは チーム飛行船
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