
メッセージ
人類の歴史は、不可能と思われた夢を可能に、また生活を快適にするために、衣食住に関連した構造物、装置、用具、用品、また陸上、陸中、海上、海中、空中、宇宙空間を自由に移動し、利用する機械、機器、更には通信・情報関連の機器やシステムを創造、製造してきた。現在、我々は充分すぎるほどその恩恵に浴している。しかし、それらの構造物や機械および身の回りの用具等においてもその開発・発展過程で重大な破壊事故を経験し、多くの事を学んでいる。このような破壊事故を防ぐ観点から各種材料・部材・機器の強度、強度発現機構、強度信頼性等の解明に、学部学生、大学院生と共に取り組んでいる。特にセラミックスの開発研究では、材料開発から高温強度評価まで一貫して研究できる態勢を整え、強度評価した結果を材料開発へフィードバックしている。最近、成層圏プラットフォームを目指した飛行船に興味を持ち、大学、学部、学科および学外の協力者の支援を受けて、理工学部内で小型無人飛行船造りのプロジェクトを立ち上げている。卒業研究にも2テーマ(各種膜接合体の強度特性と推力特性の優れた飛行船用プロペラの選定)取り入れて積極的に開発研究を展開中です。一緒にこの分野の研究をしましょう!

研究テーマ
- 小型無人飛行船(10m級)の製造開発
- 高強度金属材料の疲労き裂進展挙動の解明
- 高強度金属材料の超長寿命領域における疲労き裂発生機構の解明
- 窒化ケイ素セラミックス、窒化ケイ素基複合材料の開発とその強度発現機構

担当教科
機械工学要論
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航空1年
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固体の力学1
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航空1年
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固体の力学2 |
航空2年 |
航空機工作法 |
航空2年 |
原動機推進理論3
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航空3年
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基礎工学実験
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航空2年
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航空宇宙工学実験1
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航空3年
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航空宇宙工学実験2
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航空3年
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航空宇宙工学演習2
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航空3年
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航空宇宙工学セミナー
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航空3年
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工業科教育法1
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教職3年
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材料構造・強度学
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修士1年
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材料構造・強度学特論
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博士1年
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